べっぴんさん ネタバレ 15週

NHK朝ドラ「べっぴんさん」15週80話のあらすじネタバレと感想です。

まずは14週79話の振り返りを少し。

キアリスはアメリカのメーカーと取引をすることになり、英語での取引を明美に頼むことにしました。

しかし、明美はビジネス用語が分からず英語が話せないのでは話にならないと言われてしまうのです。

そこへ大学で英語を学んでいたゆりに、明美の英語指導を頼むことに。

恥をかいてしまった事で一歩踏み出せずにいた明美にゆりは「あなたの自意識はいらない自意識」だと言って、ここを乗り越えていかないと中途半端なままだと話します。

その言葉で心を決めた明美は、ゆりと二人で英語のレッスンを開始するのでした。

⇒べっぴんさん14週79話のあらすじネタバレと感想はこちら

⇒べっぴんさん15週のあらすじをまとめて読む

⇒各週のあらすじネタバレ&感想一覧

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べっぴんさん 15週80話のあらすじネタバレ

あさやでは熱心に靴を作る麻田の姿がありました。

麻田「歪んどるやないか」

そうつぶやいてため息をつきます。

昭和26年3月になりました。

キアリスで経理をしている紀夫は、帰ってきたすみれに大急店の商品の売れ行きを聞きます。

冬物も落ち着いて春物には早いという中途半端な時期のためお客は少ないようです。

紀夫は、いつものように勝二、昭一と屋台で飲みながらキアリスの売り上げが三割も落ちていることを話します。

死活問題だと驚く二人。

値段も手間や長い間着られることを考えると高くないはずだと、売り上げが落ちた原因がわからないことに頭を悩ませていました。

売り上げが落ち込んでいることを、まだすみれたちには伝えていません。

すみれが家に帰ってくると、さくらは字の練習をしていました。

さくら「もうすぐ小学校やからね」

それを聞き、入学式のためにお洋服を作る約束をします。

靴はあさやさんに作ってもらおうと言い、「お母さんも、お母さんのお母さんもお嫁にいくときにあさやさんに作ってもらったのよ」と微笑みました。

あさやに入学式の靴を頼みに行く

あさやでは靴を作る麻田ですが、途中で道具を落としてしまいました。

そこへすみれとさくらが店を訪ねてきます。

二人を笑顔で迎えますが、入学式のための靴を作ってほしいと頼まれて複雑な表情に。

靴を作ることを引き受け足の採寸をします。

さくら「お靴ってどうやって作るの?」

麻田「こうやって型をとって、皮を切って針と糸で縫い合わせるんです」

それを聞き、興味深そうに靴作りの道具を見ます。

さくら「お母さん、お父さんのとこにお嫁にいくときあさやさんに靴作ってもろうたんよね」

すみれ「そうよ、麻田さんの靴はね、履くと幸せになる靴なのよ」

さくら「さくらも幸せになる?」

すみれ「もちろんよ」

嬉しそうな二人の会話を聞き、沈んだ表情で採寸を続ける麻田。

家に帰り、さくらはすみれが結婚式の時に履いた靴を手に取って見ていました。

その後ろ姿を見てすみれは微笑みます。

靴のデザインを描いている麻田ですが、視界がぼやけてしまい上手く描けないようです。

以前のように靴作りが捗らず落ち込みます。

朝になり、店の外へ出ると商店街の人たちに挨拶をされました。

その直後、慌てた様子の時子たちがキアリスへと駆け込んでいきます。

時子「今みんなで製作所行こう思うて、これ」

手にした赤ちゃんの肌着をすみれたちに見せると、「偽物や!」と隣にいた女性が言いました。

糸もほつれていて縫い目もガタガタであることに驚きます。

紀夫は売り上げが落ちた原因に気づき、すみれたちと一緒に偽物が売られている場所へと向かいました。

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偽物を売る出店に抗議へ行く

路地の出店で安い子供服という名目で偽物が売られており、女性たちが殺到しています。

店には『キリスマの子供服』と名前を微妙に変えられている垂れ幕が。

それを見て思わず良子は笑ってしまいました。

笑っている場合ではないと、明美は店に抗議します。

良子も紀夫の後ろに隠れて「みなさん、これはキアリスのもんやありませんよ」と客たちに教えます。

それを面白く思わない店主は「なんやなんや」と迫ってきて、武の胸倉を掴みました。

明美「なんやってなんや、私らは本物のキアリスよ」

そう言うと後ろから「まあまあ」と言いながら男がやって来ます。

玉井「これも本物のキリスマやけど、なにか?明美ちゃん久しぶりやな」

すみれ「あの、偽物を作られたら困ります。ほんまにキアリスの物やと思ってしまう人もいると思います」

「これちゃうの?」と聞く女性に、本物は着心地も触り心地も全然違うと教える武。

しかし、他のお客が「本物は高いんや」と言いました。

手間暇かけていることを伝えても、本物は子供服のくせに高いことを不満に思い安物で十分なのだと言うのです。

店主もそれを聞いて「そういうこっちゃ」と笑いながら商売を再開させました。

勝二と昭一も偽物の存在を聞かされ「売り上げが減ったのはこのせいやったのか」と偽物を眺めながら言います。

売り上げが減っていたことを初めて知ったすみれたちは驚き、どのくらい減ったのかと聞きます。

紀夫「先々月で1割、先月で3割です」

落ちた売り上げの数字を聞かされ考え込むすみれ。

家に帰ると麻田が訪ねてきていました。

麻田「さくらちゃんの靴なんですが、ほんまに・・・ほんまに申し訳ないのやけど、お断りさせていただけないでしょうか」

理由を聞くと、年を取り体がついていかず思うように靴を作れなくなったことを話します。

麻田「目もよう見えんようになってきたし、手も思うように動かんのです」

話を聞き「わかりました」と答える紀夫。

しかし、さくらは「嫌や」と言って麻田に靴を作ってほしいと深々と頭を下げてお願いするのでした。

べっぴんさん15週80話の感想まとめ

麻田は前の回で明美に店を閉めることになるかもしれないと言っていたので、やはり年齢のせいで衰えていたのですね。

さくらにどうしても靴を作ってほしいと頼まれては麻田もどうしたらいいかわかりません。

頑張って作れるものならいいのですが・・・。

キアリスの売り上げが落ちた原因は偽物のせいだったのですね。

いつかは偽物を作る業者が出てくるかもとは思いましたが、多少粗末な品でも安いほうがいいという気持ちはわかります。

子供の成長は早いですから、大人の服と違って何年も着られるものではありませんし安いほうがよいのでしょうね。

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