べっぴんさん ネタバレ 15週

NHK朝ドラ「べっぴんさん」15週82話のあらすじネタバレと感想です。

まずは15週81話の振り返りを少し。

年を取り靴が思うように作れなくなった麻田ですが、さくらの願いを聞いて入学式の靴を作ることにしました。

一足の靴を完成させ、「これが、私が作る最後の靴です」と言い靴屋としての人生を終えたのでした。

⇒べっぴんさん15週81話のあらすじネタバレと感想はこちら

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べっぴんさん 15週82話のあらすじネタバレ

昭和34年(1959)

この年、キアリスは10周年を迎えました。

『キアリスは お陰様で10周年 今後ともご愛顧のほど よろしくお願い致します』

そう書かれた張り紙が貼られています。

事務所はあさやさんの元店舗に移りました。

スーツ姿の武に「よく似合うてるわ」と褒めるみんな。

すみれたちは事務所へ集まり武の挨拶を聞きます。

武「いまわしは感激しちょります。生まれて初めち、こげな立派な心のこもったプレゼントをいただいたからです。このスーツに恥じぬように、わしは立派な部長になりたいおもっちょります。よろしくお願いします」

すみれたちは笑顔で拍手をしました。

その時、大急の小山から電話がかかってきました。

小山「大変なご用命をいただいた、今度お生まれになる皇太子ご夫妻のお子様です!」

紀夫「え!?」

このことが切っ掛けで、キアリスの名は日本全国に知れ渡ることとなります。

すみれが接客をしていると、富山や東京など各地からお客様が来ていました。

株式会社キアリス 専務 坂東すみれ(34)

株式会社キアリス 社長 坂東紀夫(40)

株式会社キアリス 取締役 小野明美(35)

村田家の製作所も大きくなりました。

株式会社キアリス 製作所所長 小澤良子(34)

株式会社キアリス デザイナー 村田君江(34)

この10年で変わったことといえば、キアリスの成長の他にトク子が天に召されました。

進路を考えるさくら

15歳になったすみれの娘のさくらが食事をしています。

すみれたち家族は、建て替えをした家に住んでいました。

すみれの帰りは毎日遅く、親子の会話をする時間もありません。

さくらはゆりの家に遊びに来ました。

正太がゆりに勉強を教わっている姿を見て寂しそうな表情をします。

ゆり「どこの高校に行きたいとか考えてるの?」

さくら「まだ」

ゆり「まだか、お父さんとお母さんに相談してみたら」

食事をしながら、今後の進路の話をしています。

そこへ帰ってきた潔が、後ろからそっとやってきて「やあ!」と驚かせました。

潔は坂東営業部の社名を『オライオン』に改め、婦人服メーカーとして多くの人々に知られるようになっていました。

朝、さくらがベッドで目覚めるとすみれの姿があります。

「今日はゆっくりでいいの?」と聞くと、一緒に朝ごはんを食べようと言います。

紀夫「すみれも、たまにははよう帰って来なさい」

食事をしながらそう言いますが、ここまで育ててきたお店を精一杯頑張らなければいけないと、みんなの生活もかかっていて、何よりまだ夢の途中なのだと言いました。

すみれ「さくら、高校どこ受験するか決めた?どこでもいいのよ、さくらが行きたいところやったら」

さくら「お母さんが行ってた学校行こうかな」

すみれ「ほんまに?嬉しいわ、いい学校よ。お母さんも一生の仲間と出会えたんやから」

いい子に育ってくれてよかったと微笑む紀夫。

すみれも安心して家を空けられるのだと笑顔で言います。

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いい子と言われることに不満を持つ

昭和35年(1960)2月

そして年が明け、高校入試の日。

試験が開始されてもさくらは問題を解こうとしません。

紀夫とすみれにいい子に育ってくれたと言われたことを思い出し、考え込んでいました。

君枝の家で、テーブルでおしゃべりしながらお菓子を食べる女性たち。

そこへ帰ってきた君枝の息子・健太郎はさくらと同い年です。

遊びに来ていたさくらと部屋で話をします。

さくら「私の事いい子やって、せやから安心して家を空けられる言うてた」

健太郎「いい子やないか」

さくら「そういう自分が嫌なのよ。白紙で出そうとしたんやけど、そんな勇気あらへんかった」

困るのは親ではなく自分自身なのだから、それでよかったのだと答えます。

合格しそうなのかと聞くと「どうやろな」と言うさくら。

全部出来たと言う健太郎に、関西で一番の進学校なのに凄いと笑顔で褒めます。

その笑顔に見惚れる健太郎なのでした。

『栄心女学院 高等部 昭和三十五年度 合格者』

合格発表の掲示板を見て自分の番号をみつけたさくらは喜びます。

しかし、まわりでは母親と一緒に喜ぶ受験生の姿が。

一人のさくらは寂しそうに、その場を後にしました。

キアリスの店の前を訪れます。

通りかかった武に「事務所でまっちょってくれ」と言われ、事務所へ。

麻田の写真と、すみれの靴、自分が作ってもらった靴が並べられている棚をみつめます。

あとからやってきた紀夫とすみれは、合格の報告を聞くと喜びました。

紀夫「今晩は大丈夫やろうな?」

すみれ「もちろんよ」

紀夫「よし、ケーキ買って帰るからな。お祝いしよう」

家で合格祝いをする約束をします。

夜、武は電話で東京の松島屋から、来週月曜からの展示販売用の商品が届いていないと知らせを受けました。

すみれは時計を見て「まだ間に合う」と、製作所やお店から商品をかき集めることにしました。

お祝いの御馳走を用意して喜代と二人で待つさくら。

家に電話がかかってきました。

すみれ「お父さんとお母さんね、これから急に東京に行くことになったの。ごめんね、お祝いは改めてするね」

さくら「わかった、いってらっしゃい」

そう笑顔で言いますが、受話器を置いたさくらの横顔は寂しそうでした。

べっぴんさん15話82話の感想まとめ

あまりにも「いい子」と言われ過ぎるのも大変なようですね。

本当は両親に甘えたいのに、いい子だから安心して家を空けられると言われてしまっては寂しいのかもしれません。

せっかくの合格祝いでさえ、仕事のために帰れなくなってしまいました。

仕事の都合で子供と一緒に居られないというのは、どこの家庭でも難しい問題ですね。

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