NHK朝ドラ「べっぴんさん」15週84話のあらすじネタバレと感想です。
まずは15週83話の振り返りを少し。
幼馴染の龍一に連れられジャズ喫茶を訪れたさくらと健太郎。
そこで働いている山本五月、ドラム演奏の河合二郎、ジャズ喫茶のママ・大村すずと出会います。
自分の知らない世界を知ったさくら。
店内でバンドの演奏をする二郎の姿に、すっかり見入ってしまうのでした。
べっぴんさん 15週84話のあらすじネタバレ
求人広告を出した結果53人もの応募がありました。
そんなに大勢の人がキアリスで働きたいと思ってくれていることに喜ぶすみれたち。
紀夫は面接の基準について決めないといけないと言いました。
以前来たジャズ喫茶の前で佇むさくら。
五月「なにしてるん?へえ、栄心女学院なんや。ナイトクラブにはどんな格好で来るつもりやの」
通りかかった五月から声をかけられ、河合二郎という男性のバンドが三宮のナイトクラブに出ると言っていたことを思い出します。
考え込むさくらに、明日買い物に行こうと言い残して店へと入っていきました。
朝になり喜代が起こしに来ると、さくらは布団にもぐって具合が悪そうにします。
すみれ「さくらが風邪やなんて珍しいね」
すみれと紀夫も心配して部屋へ来ます。
さくら「お父さん、学校に電話してくれる?」
そう言って再び布団で眠りました。
キアリスでは面接内容を考えています。
すみれは動物の絵を描いてもらったらどうかと提案しました。
家では制服を着たさくらが庭へと出てきます。
喜代「さくらお嬢様、具合はどうなんです?」
さくら「ちょっと眠ったらようなったわ」
そう言って学校へ行くと出掛けて行きました。
面接の採用基準についての話し合いが続いており、すみれはずっと一緒に働く人だから感性というものが大事だと言います。
君枝「私は分かるような気がする」
武にも意見を求めると「わしは賛成です」と言って立ち上がりました。
さくらを止めようとする健太郎
買い物袋を持ったさくらは、五月と一緒に歩いています。
さくら「着るのが楽しみやわ、自分やったら絶対選ばれへんわ」
そう嬉しそうに言うと、店へと寄っていこうと誘われます。
店ではママからコーヒーを出されました。
五月「私にとってはほんまのままみたいなもんやな。親なんかおってもおらんものなの。家出して何か月やろう、一、二、三、四・・・四か月か。四か月経っても捜されもせんしね、まあ気楽でええけどね」
さくらは話を聞きながらコーヒーに口をつけますが、顔をしかめてしまいます。
どこに住んでいるのか聞くと、裏のアパートで彼氏と同棲しているのだと言う五月の言葉に驚きます。
五月「明日、『青い月』来るやろ?いろんな人が来るよ。普通やったら会えんような人が」
さくらは頷き、二人は見つめ合いました。
家で食事をしながら、紀夫にテスト勉強することを話します。
どこでやるのかと聞かれ、学校の友達の家だと言いました。
紀夫「それやったら、お父さんも挨拶に行くわ」
菓子折りを持って挨拶に行くという紀夫に、菓子折りなら自分が買って挨拶しておくと誤魔化しました。
その頃、すみれは面接の準備に追われていました。
すみれ「ねえ、たけちゃん、なぜキアリスで働きたいと思うたんですか?」
武「えー下働きも・・・」
すみれ「これ聞いたほうがいいよね」
武「そうですね」
面接の日となり、学生服やスーツ姿の男性が集まります。
すみれ「では、最後に動物の絵を描いてもらえますか?」
いきなり絵を描けと言われて困惑すると「上手い下手で見るわけではないので大丈夫ですよ」と笑顔で言います。
男性たちは言われるままに絵を描き始めました。
さくらが家から出てくると、表では健太郎が待っています。
健太郎「さくら、どこに行くんや。ナイトクラブか?」
さくら「そうよ、けんちゃんも一緒に行こうよ」
「あかん」と断り、変な奴もいっぱいいるから盛り場に行くものではないと説得します。
しかし、さくらは怒って行ってしまいました。
キアリスでは面接試験が続いています。
絵を描きながら微笑む一人の男性が気になる様子のすみれです。
ナイトクラブ『青い月』へ向かう
ジャズ喫茶の前では制服姿のさくらが立っていました。
なぜ制服なのかと聞く五月に、お店で着替えてもいいかと聞きます。
後ろを見て「彼も一緒なんや」と言われて振り返ると、そこには健太郎の姿が。
しかし、そのまま店へと入っていきました。
店の中で先日買った洋服に着替えます。
あとを追いかけてきた健太郎は、綺麗に着飾って別人のようになってしまったさくらの姿に驚きます。
さくらと五月は二人でナイトクラブへと向かいました。
店内の様子を見ていると、踊り狂う男女の姿か。
壇上に上がった二郎の姿をみつめます。
「きみきみ」と声をかけられ振り返ると龍一がいました。
龍一「おお、お前さくらか!?」
綺麗になったさくらの姿に驚いてサングラスを外します。
すぐ横にいた健太郎に気づき「健太郎、お前も来とったんか」と低いテンションで言いました。
そして二郎のドラムが鳴り響き、拍手喝采が起こります。
その姿をみつめるさくら。
突き進む先に何があるのか、知りたいがために人は進むのです。
べっぴんさん15週84話の感想まとめ
若い時の好奇心は人には止められないのかもしれません。
二郎のバンド演奏に刺激を受けたさくらは、親に嘘をついてでもナイトクラブへ行きたいと思ってしまったのでしょう。
キアリスの面接で手一杯のすみれには、さくらの異変に気づく余裕もありません。
ただ知らない世界へと飛び込むさくらの勇気には感心させられるばかりでした。