NHK朝ドラ「べっぴんさん」16週90話のあらすじネタバレと感想です。
まずは16週89話の振り返りを少し。
さくらの誕生日を一緒に過ごすため早く帰るすみれ。
しかし、さくらはナイトクラブへと出掛けてしまいます。
遅くなっても帰らないのを心配して迎えに行くと、そこで岩佐栄輔と再会するのでした。
べっぴんさん 16週90話のあらすじネタバレ
栄輔の顔を見て驚くすみれ。
知り合いなのかと龍一は聞きます。
すみれ「知り合いよ。栄輔さんは昔、潔さんのところにいたの。龍ちゃんもけんちゃんも遊んでもろうたし、さくらも・・・随分可愛がってもろうて」
みんなお元気ですかと聞く栄輔に、心配していたことを伝えます。
栄輔「わしが見る限り、ここにい遊んでる奴らに悪い奴なんかおりませんよ」
そう言い残して歩き去っていきました。
すみれ「あなたは、高校生?」
近くにいた五月に聞きます。
五月「学校なんて行ってない、途中で辞めたわ」
働いているのかと聞くと、ジャズ喫茶で働いているのだと答えます。
遅くに出歩いて家の人は何も言わないのかと驚いていると、回りの人間も「人生いろいろなんやで」と反発します。
さくらの手を引いて強引に連れ戻そうとしますが、「嫌よ!」と言って振りほどきました。
さくら「勝手すぎるわ、忙しい忙しい言うて自分のことしか考えてないくせに」
すみれ「自分のことやない、仕事なんやから」
さくら「好きでしてる仕事やろ自分が。それやったら自分のためやない、私かて好きであの家に一人でいるわけやない。しょうがないからいてるの」
自立もしていないくせにと言うと、勇気をもって家を出て自活している五月は偉いと反論します。
さくら「もう家には帰らへん。帰りたくない!」
怒りで頬を平手打ちしてしまいます。
すみれ「なに勝手なこと言うてるの!」
そこへ二郎がやって来て、今日は家に帰るように言いました。
その様子を遠くで見ていた栄輔の姿が。
家に戻り、すみれはさくらの頬を叩いてしまった手のひらをみつめています。
さくらも沈んだ表情で考え込んでいました。
事務所に栄輔が訪れる
朝、すみれがさくらの部屋へ行くとベッドには誰もいません。
喜代「朝早うに学校に行かれました」
「そう」と言って、しばらく机の上の鏡をみつめて部屋を出て行きました。
ベッドの片隅には置き手紙がありますが、気づかれていません。
キアリスの事務所に栄輔が訪ねてきました。
明美たちは驚き、今までどうしていたのかと聞きます。
栄輔「今は三宮で洋服屋をやっております」
昨日会ったので挨拶に来たのだと言い、紀夫にナイトクラブでさくらに会ったことを話します。
紀夫「すみれに聞きました」
そう答えて、ただ頷きます。
栄輔「急にすみませんでした、これつまらんものですけど皆さんで。失礼します」
手土産に持ってきた箱を置いて出て行きました。
西城は嬉しそうに「あの人、岩佐栄輔さんですよね?」と聞きます。
なんで知っているのかと聞くと、エイスの社長であることを教えました。
道端で待っていた玉井は、栄輔に「例の件調べがつきました」と言って封筒を渡します。
中には『オライオン 若者向け婦人服開拓についての報告書』と書かれた書類が入っていました。
事務所では大急の展示について相談しています。
中西は夏の食べ物を使ったらどうかと提案しますが、食べ物に服はピンと来ないと却下されました。
展示のテーマを思いつく
事務所に悦子が訪れました。
以前、相談したいことがあると言われていたことを思い出します。
悦子「実は、私ね、結婚することになったの」
皆は笑顔で喜び、「娘さんは?」と聞きます。
悦子「お母さんが幸せならって言うてくれたの、彼とも仲良くて」
君枝「それでお相手は?」
悦子「今度紹介するわ、びっくりするような人よ」
それを聞いて、どんな素敵な人なのだろうと楽しみにする一同。
話を聞いて「なんか、なんかな」とすみれはひらめきます。
すみれ「悦子さんの結婚の話を聞いて思うたんやけど、女の一生いうのはどうやろう」
コウノトリが命を運んでくる、生まれる、赤ちゃんから子供になる、少女になる、結婚する、母になる、子供が生まれる、子供を育てる、孫ができる。
そういうのを表現したいという提案に、みんなも賛成します。
悦子「私の結婚をヒントにしてくれるなんて、彼も喜ぶわ」
みんな笑顔になりました。
そこへかかってきた電話をとると、相手は喜代でした。
「え!?」と驚き慌てて家へと帰ってきます。
喜代から渡された手紙には『この家を出ます 探さないでください さくら』と書かれていました。
べっぴんさん16週90話の感想まとめ
頭ごなしに怒られては子供も反発するだけかもしれません。
ただ普通の子が行かないような場所で踊っている娘の姿を目の当たりにして冷静でいられる親もいないでしょう。
展示の企画で女の一生をテーマにしたすみれでしたが、彼女の人生は波乱に満ちています。
今は子育てという大きな悩みを乗り越えるのに苦戦していますね。