NHK朝ドラ「べっぴんさん」17週96話のあらすじネタバレと感想です。
まずは17週95話の振り返りを少し。
一人思い悩むさくらに助言をするママ。
母親の事をこういう人だと決めつけてしまうと上手くいくものも上手くいかないと話します。
そして、なんとなく生きていたら流されるだけだと人生の舵取りは自分でしないといけないと助言するのでした。
べっぴんさん 17週96話のあらすじネタバレ
すず「わからんもんよ、女の一生なんて」
喜代「旦那様かて、いつも見守っていたでしょう。すみれお嬢様の生き方も」
そんな二人の言葉を思い出し、「女の一生」というテーマについて考えるすみれ。
君枝に頼んで様々な生き方をする女性のイラストを追加しました。
人の人生は一辺倒ではないと、やりたいことをみつけて頑張る女性の姿を描いたのです。
学校の先生、スチュワーデス、美容師さん・・・。
喜代をモデルにした割烹着の女性と、ママをモデルにした黒いドレスの女性もいます。
君枝「二人とも働く女性よ」
四人はイラストを見て微笑みました。
これでよいのか、あれでよかったのかと、悩みながら自分なりの正解をみつける旅が人生なのです。
段ボールと新聞紙で何かを作り始めるすみれたち。
明美は空を飛ぶコウノトリの口ばしに袋をひっかけることを提案します。
明美「さくらちゃんも、龍ちゃんも、けんちゃんも、その袋に乗って運ばれてきたんやで。コウノトリ」
学校で一人考え込んでいるさくら。
「なんとなく生きてたら流されるだけやで。自分の人生の舵取りは自分でせなね」というママの言葉を思い出していました。
エイスと競合することに
数日後、大急百貨店でコンペが行われていました。
コンペの結果、婦人服はオライオンで決まったことを社長室で伝えられる潔。
大島社長はエイスのおかげで集客数が上がっていることを話しました。
小山「売り上げが予測の200%アップなんです。エイスに引っ張られるようにして百貨店全体の集客数も売り上げも上がっております」
大島「そういうことで、エイスには本格的に出店してもらうことになった。いやあ、君に相談してよかったよ」
潔は相談があると話を切り出し、オライオンから若者向けの製品を出そうとしていることを伝えます。
潔「大急さんには競合もおりません。男物のエイス、女物のオライオン、若者向けを同時に仕掛ける。うちの出店も考えてもらえませんでしょうか」
大島「君がいないという競合、実はいるんだよ・・・エイスだ」
エイスも女向けを始めたいと言ってきたのです。
潔「うちにも、チャンスをいただけないでしょうか」
そう頼み社長室を後にします。
エイスの売り場の様子を見に行くと、栄輔に声をかけられました。
潔「エイスは若い女物もやるらしいやないか」
栄輔「ええ、さすが情報が早いですね」
オライオンでもその路線でいくことを大島社長に相談しに来たことを話します。
潔「まさか、栄輔と戦うことになるとはな」
栄輔を家に招待して一緒に飲むことに。
正式に出店が決まった祝いだとワインを開けます。
栄輔「潔さんが新しく始めようとしてる若い女物の件ですけど、少なくとも大急へ出店はやめとった方がええと思います」
理由を聞かせてほしいと言うと「うちと戦っても」と言うだけです。
聞き捨てならないと、どういう意味で言っているのかと栄輔に問います。
戦争で青春を奪われた自分たちの世代は若者の気持ちが分かっていないといわれていることを話し、時代は目まぐるしく変わっていき先を見込んで動く力が必要なのだと言います。
栄輔「今の若者たちに何がウケているのか、どれだけ勉強しましたか?」
若者は吉田美代という古いデザイナーの事を知らないと言い、知っていても親世代であることを教えます。
洋服のデザイン画を渡し、エイスのデザイナーはみんな二十歳前後だと言います。
栄輔「まだ名前が通ってなくても豊かな感性を持ったおもろい奴らばっかりです。吉田美代先生んとこやめたもんもいます。やってることもデザインも古うて古うてたまらんと」
若者向けと婦人服は全く違うのだと言いました。
二郎と五月が同棲していることを知る
ジャズ喫茶では五月が店を休んでいることを心配しています。
さくら「大丈夫かな、一人よね」
二郎「大丈夫や、わしが家にいる時は少し下がっとたから」
さくら「家・・・二郎さんの家?」
龍一「二郎ちゃんの家いうか、五月の家いうか、二郎ちゃんと五月の家いうか。二人は一緒に住んでんねんで」
二人が同棲していて付き合っていることを教えます。
そこへ健太郎が心配をしてやって来ました。
五月も店を休みたくないと出勤してきます。
龍一「五月と二郎ちゃんが同棲してる事、さくら知らんかったで。言うたったらええのに、友達やねんから」
五月「そうやな」
衝撃的な事実に呆然とするさくらです。
すみれは展示のための作業を進めています。
夕食で元気がないさくらを心配するゆり。
「恋やないか」と言う正太の言葉に居た堪れなくなり部屋へと戻ります。
一人で泣いてしまうのでした。
大急では展示の準備を進めるすみれたちの姿が。
良子「明日からやね」
君枝「日曜やし、大勢の人に見てもらえるね」
すみれ「楽しみやわ」
女の一生をテーマに着飾られたマネキンが並び、開店の時間を迎えました。
べっぴんさん17週96話の感想まとめ
まさかエイスも若い女物を始めようとしているとは驚きですね。
潔はかつての相棒と競合することになってしまいました。
栄輔の言う通り、若者にウケるには若者の気持ちを理解することが一番大事ですよね。
競合ではなく共存できればよいのですが。
さくらもショックな事実を知ることになりましたが、彼女のためにはこれでよかったのかもしれませんね。