NHK朝ドラ「べっぴんさん」6週32話のあらすじネタバレと感想です。
まずは6週31話の振り返りを少し。
働いていることを夫の昭一に言い出せず店をやめてしまった君枝。
しかし、ランディ夫婦の家の前で奥さんにテーブルクロスの件で感謝されているところを見られてしまい、店で働いていたことがばれてしまうのでした。
べっぴんさん 6週32話のあらすじネタバレ
働きたいことを話すと、体が弱い君枝を心配して必死で止める昭一。
君枝は反対されてもやらせてほしいと懇願します。
店で作業をしているすみれと明美。
麻田に、昭一が相当怒っていたことを話します。
そこへ店に君枝がやってきました。
君枝「昭一さんに話をしたの、これまでのことも。ここで働いてもええって」
今度はちゃんと責任もって働くと明美に伝えると「ええんちゃう」と了承します。
君枝の夫が銀行に戻れたことを喜ぶすみれ。
「健ちゃんよかったね、お父さんに会えて」と健太郎の頭を撫でました。
昭一との馴れ初めを話す
家で、出掛ける準備をしているすみれは娘に「いってきます」と笑顔で言います。
店には以前たくさんの買い物をしていった派手な身なりの女性客が来店していました。
女性は朝早くに来た理由を「お友達に赤ちゃんが生まれてな、会いに行くねん。いろいろもっていきたい思って朝からドンドンして開けてもろたんや」と説明します。
商品を手渡すと「朝早よから堪忍な」と言い残し出て行きました。
女性と入れ替わるように出勤してきた君枝は、朝早くに客が来ていたことに驚きます。
「びっくりしたわ、慌てて起きて開けたんや」と苦笑いする明美。
棚に商品がなくなっているのを見て「たくさん買うてくれたのね」と商品を補充します。
家で夜遅くまで赤ちゃん用の商品を作っていた君枝は、テーブルクロスのために作る暇がなかっただろうと持ってきたのです。
「ご主人、よう許してくれましたね」と喜ぶ麻田。
すみれは、君枝は恋愛結婚をしたのだと教えます。
どこで知り合ったのかを聞かれ、病院であることを話します。
体が弱くて長く入院していた君枝は、木から落ちて怪我で入院してきた昭一と出会ったのです。
退院してからもよく遊びに来てくれて、優しくて楽しい昭一のことをいつの間にか好きになっていたのだと言います。
昭一の母親にも親戚にも散々反対されたが、昭一の説得で結婚することができたのです。
君枝「昭一さんのおかげで、信じられないほど幸せです」
その言葉を聞いて微笑むすみれ。
明美は「うらやましいわ」と顔をそむけます。
それを見て微笑む麻田でした。
家に帰った君枝は、眠っている昭一の寝顔を微笑みながらみつめドアを閉めます。
翌日、「きみちゃんがいてくれてほんまに良かったわ」というすみれ。
「悪かったな、役立たずで」という明美に慌ててフォローします。
一休みしようと立ち上がった瞬間、君枝は倒れてしまいました。
倒れて病院に運ばれた君枝
病院に運ばれ「こんな体の弱い人が働くなんて、とんでもないことや」と医者に叱られる昭一。
心配した表情で君枝の寝顔をみつめるのでした。
靴の新調で進駐軍のところに行った麻田からの土産を持ってきた明美。
中身を見みて豪勢なものが入っていることに驚きます。
コンビーフの缶詰、クラッカー、お砂糖、キャラメル、それに加え果物をくれる時もあるのだと言います。
病室で君枝と一緒に食事をする二人。
女学校の時のお弁当の話をします。
梅干し一つの日の丸弁当を思い出し、あの頃は日本が勝つと信じていて気が張っていたのだと言います。
生まれた時、未熟児であったためへその緒がクビに巻き付いていたことを話します。
君枝「あの時死んでもおかしくなかったって、でも何とか生きて、助けてもらった命やから大切に頑張りたいって。戦争が終わって、日本が負けて私は本当に抜け殻になってしまった。けどね、すみれちゃんに希望をもらったのよ」
すみれに一緒に店をやろうと言ってもらったことが嬉しかった事、役に立ちたくて頑張ったことを伝えます。
昭一と話し合い、仕事はやめてほしいと言われたことを話し「私は昭一さんにも感謝している。こんな私と結婚してくれて、母親にまでしてくれて・・・だから、ごめん。もう戻らない」と謝りました。
すみれに感謝していることを伝えたうえで、昭一のために仕事をやめることを決断したのです。
「頑張って、早う元気になってね」と手を握り精一杯の笑顔で励ますすみれ。
帰り際、明美は「ほんまにこれでええの?」と言い残して病室を出て行きました。
すみれの思いと明美の言葉が君枝の心に深く響いたのでした。
べっぴんさん6週32話の感想まとめ
体の弱い君枝は、気持ちではすみれと一緒に店を頑張りたいと強く思っているのに諦めなければいけないという辛い状況になってしまいました。
体が弱いからこそ、強い意志を持って生きてきた君枝の生い立ちがよくわかるお話でしたね。
最後の明美の言葉通り、このままで終わっていいはずがありません。
何か君枝がお店に戻れる良い方法があるといいですね。