NHK朝ドラ「べっぴんさん」6週34話のあらすじネタバレと感想です。
まずは6週33話の振り返りを少し。
人を元気にするのは希望であり、未来を夢見ることが大切であることを昭一に伝えた明美。
一時外出で店に来た君枝の楽しそうな笑顔を見た昭一は、再び店で働くことを許します。
こうして君枝は店に戻ることができたのでした。
べっぴんさん 6週34話のあらすじネタバレ
闇市を訪れたすみれ。
家の前では潔と栄輔が出掛ける準備をしていました。
栄輔「わしらあっちゃこっちゃ出掛けとって、ちょうど昨日帰ってきて、ちょうど今出掛けるとこやったんや。今日会えるなんて、これはもう運命やな」
満面の笑みですみれに言います。
潔は坂東営業部が昔から懇意にしていた織物の工場に取引の話をしに行くのだと説明します。
ゆりに「いってきます」と言い出掛けて行く二人でした。
すみれに宿題の答えはみつかったのかと聞く五十八。
私たちにしか作れない場所があるのだと答え、明美の知識を使ってベビー相談室を開こうと思っていることを話します。
明美が女中をしていたマツの娘でベビーナースをやっていたことを思い出すゆり。
すみれ「子育てしてて一人で悩みを抱えてるお母さんたちはたくさんいると思うの。そういう人達が、気軽に遊びに来ることができて、相談が出来たり子育て仲間のお母さんが出来たり」
売り上げに結びつくかは分からないが、たくさんのお母さんたちに知ってもらって継続的に人は来るのではないかと考えたことを話します。
その答えに「なんちゅうええ考えや!」と感銘した五十八は、すぐにでも始めるように言うのでした。
ショーウィンドウのワンピースをみつめている少女
店の前には、以前ワンピースをみつめていた少女の姿がありました。
「このワンピース気に入ってくれたのかな?」と声をかけるすみれ。
少女にワンピースを着せてあげることにしました。
「これ、誰が作ったの?」と聞く少女に「私たちよ、みんなで作ったの」と答えます。
どこか着ていきたいところがあるのかと聞くと「入学式やから」と答えるのでした。
ワンピースを着た少女は、自分の姿を鏡で見て嬉しそうに微笑みます。
『みゆき』と名乗る少女に、入学式でこのワンピース着ていくように言います。
仕立て直すためにワンピースを手に取って見ていた君枝。
デザインで描いたようにスカートがふんわりするよう横のところだけ縫い縮めてあること。
肩口のふくらみも頭の中で想像できていないと出来ないと、良子の技術の素晴らしさを改めて思い知らされるのでした。
良子がどうしているのか気になる三人。
すみれは、開店の前にたくさん作ってもらった分のお金を届けたいと言います。
当然のことだと同意する明美。
家で縫い物をしている良子は、勝二に良い仕事を紹介してもらうそうなのかと聞いた時「そないなこと、お前が考えんでええ言うてるやろ」と言っていたことを気にかけていました。
屋台では「どこもかしこも昔の恩を忘れやがって」とつぶやき飲んだくれている勝二の姿がありました。
すみれが家に帰ると、ゆりが来ていました。
ゆり「今日から少しの間お世話になられへんかな?」
潔も留守が多く、家にいても手伝えることがないので、すみれの頑張っているところが見たいと言うのでした。
お金を渡すために良子に会いに行く
洗濯物を干しながら「お父さん、帰ってこなかったね」と寂しそうに龍一に言う良子。
そこへすみれが訪れました。
良子はザルに入ったドングリを龍一に見せます。
「今夜のおかず。これを煎ってね、小麦粉に混ぜてドングリパンを作るのよ」とすみれに教え、龍一の好物なのだと言いました。
君枝が旦那さんの了解を得て週に何回かだけでもお店に復帰することになったことを話します。
他に変わったことはないかと聞くと、ワンピースをみつめていた少女のことを教えます。
入学式に着せてあげたいことを伝えると「ええね、喜んでもらえる子に着てもらったら、あのワンピースも本望よ」と微笑む良子。
とても喜んでいたことを伝えると「どんな子が着てくれてるんやろ」と嬉しそうな表情を見せます。
仕立て直しをしていた時に、改めて良子は凄いと君枝が言っていたことを伝えました。
開店の前に作った分だけでもとお金を渡すと、これからの材料費にしてほしいと拒否します。
自分の都合でやめたのにもらえないと遠慮したのです。
そこへ帰って来た勝二に挨拶をするすみれ。
しかし、ばつが悪そうに家を慌てて出て行ってしまうのでした。
6週34話の感想まとめ
育児で悩んでいるお母さんたちが気軽に集まれる場を作ることで、店の存在も知ってもらって沢山の人に来てもらえば、ついでに商品も売れるかもしれませんね。
ベビーナースの明美の知識があれば助かるお母さんたちもたくさんいるでしょう。
ワンピースを気に入ってくれた女の子の話を聞いて、良子の表情が活き活きとしていましたね。
良子も早く店に戻ってくるべきなのに、勝二の様子を見ると簡単にはいかないかもしれませんね。