NHK朝ドラ「べっぴんさん」6週35話のあらすじネタバレと感想です。
まずは6週34話の振り返りを少し。
店のショーウィンドウに看板として飾ってあったワンピースを気に入ってくれた少女。
すみれたちは、そのワンピースを入学式に着せてあげることにしました。
そのことを良子に伝えると、自分が作った服を喜んできてくれる少女の存在に笑顔を見せます。
しかし、良子の夫・勝二は職がなかなかみつからず家にもあまり帰っていないようでした。
べっぴんさん 6週35話のあらすじネタバレ
店に戻ってきたすみれ。
店には女性たち来ていて、彼女たちにベビー相談室の話をしていた明美と君枝。
相談できる場所ができることを喜び「また決まったら教えて」と言って帰っていきました。
ワンピースを気に入ってくれた美幸もお店に来ました。
「ワンピース出来てるよ」と仕立て直したワンピースを着せてあげます。
すみれ「美幸ちゃんのためにあつらえたみたいやね」
美幸にとても似合っているのを見て、タダであげることにしました。
美幸「大切にする、大事に…大事に」
その言葉を聞いて、ワンピースが完成した時にみんなで喜び合ったことを思い出します。
そして、大事にすると言った美幸に笑みがこぼれるすみれたちでした。
道を歩いていたすみれは、屋台にいる勝二と偶然遭遇しました。
挨拶をし、こんなところで何をしているのか聞きます。
慌ててその場を去ろうとするのを引き止め、良子に作ってもらった分のお給料を渡そうとします。
直接本人に渡してくれと言われ、受け取ってもらえなかったことを伝えます。
本人が受け取らなかったものを受け取れないと拒否する様子に、良子が持っていた時計を買い戻してあげてほしいと頼みます。
良子が勝二からもらった時計だったのですが、生活のために店に売ってしまったものでした。
すみれ「良子ちゃんは、大事な大事な友達です。良子ちゃんを幸せにできるのは、ご主人しかいませんから」
時計を買い戻し、心の内を伝える
家に戻ると、家の中から子供の世話をする良子の声が聞こえます。
勝二の足は時計屋へと向いていました。
買い戻した時計を良子に見せます。
勝二「わしは良子よりあまりにも年上過ぎて、何をどうしたらええのかわからんところがあって、良子みたいな人が嫁に来てくれただけでも有り難くて」
この時計は一緒に時を刻んでほしいと渡したのだと伝えます。
良子の腕に時計を着けて「もういっぺん一緒に時を刻んでくれ」と言いました。
微笑みながら「はい」と返事をし、互いの手を握り合いました。
店ではベビー相談室の広告を作っています。
始めは人数が少ないだろうけど、続けることが大事だと張り切るすみれでした。
美幸の笑顔で店に戻ることに
良子が店へとやって来ました。
麻田は、背負われていた龍一を抱っこして店の奥へ行きます。
良子の腕にはめられている時計が目に入りました。
良子「うちの人に話してくれたんでしょ」
余計なことをしたのではないかと聞くと「余計な事なんかやないよ、すみれちゃんのおかげでいい方に向かう事が出来てる。本当にありがとう」と感謝を伝えました。
そこへワンピースを着て美幸ちゃんが店に来ます。
後から入って来た美幸の祖父・光太郎がお礼を言いました。
光太郎「こないな明るい顔をしてるの、久しぶりに見ましたんや」
美幸の両親は早くに亡くなり、自分が育てているのだと話します。
良子「髪の毛、可愛く結ってあげようか」
髪を結ってもらった美幸は、嬉しそうに笑顔で店を後にしました。
その姿を見て、ワンピースを作った時の喜びを思い出した良子。
良子「ここで、もういっぺん働きたい」
こうして良子も店に戻り、四人の仲間で再出発することになりました。
すみれが家に帰ると、入り口には軍服の男性が立っており「坂東紀夫さんの御宅でしょうか?」と聞きます。
「奥様ですか?」と聞かれ、困惑しながら「はい」と答えるすみれでした。
べっぴんさん6週35話の感想まとめ
良子にプレゼントした時計には「一緒に時を刻んでほしい」という深い意味が込められていたのですね。
年が離れていて、どう接していいか分からなくても不器用なりに良子のことを愛していて、そのことがちゃんと良子に伝わってよかったなと思う回でした。
旦那さんとの関係も良くなって良子も店に戻る事ができ、四人の仲間が再び揃いました。
全てが順調に再出発と思いきや、今度はすみれの夫・紀夫に何かあったようです。
ずっと生死すら分からなかった紀夫がどうなっているのか心配ですね。