NHK朝ドラ「べっぴんさん」23週131話のあらすじネタバレと感想です。
まずは23週130話の振り返りを少し。
事業を成功させるためにはスピードだと語る古門社長。
その助言を聞いた健太郎は、手早く新しいことに着手しようとします。
さくらがおなかの子のためにデザインしたサミーちゃんまで文具メーカーとのライセンス契約に利用してしまいました。
そんなビジネスのためにサミーちゃんを作ったのではないと憤りを感じるさくらなのでした。
⇒べっぴんさん23週130話のあらすじネタバレと感想はこちら
べっぴんさん 23週131話のあらすじネタバレ
サミーちゃんを使って勝手に文具メーカーと契約してしまった事を不満に思うさくら。
すみれは少し時間をかけて考えてみてはと言いこの場を収めようとします。
健太郎「なんでですか?」
すみれ「なんでって性急過ぎると思うの。お商売をしていた私の父も昔よう言うてたわ、『焦るな』って」
健太郎「それは、昔の話ですよね。今の時代には合うてないと思います」
子供の頃から母やすみれたちがキアリスを作っていく様を見てきたこと、会社を大事に思う気持ちはどの社員にも負けないことを話し、頑張るので見ていてほしいと頼みました。
社長室で健太郎は紀夫に本店の売り上げを報告します。
オープンして3か月、売り上げは右肩上がり。
紀夫「ほう、大したもんや。現状を維持してくれるだけでええと思うてたが」
目標は今年中に最低限去年の売り上げの二倍にすることを伝えます。
意気込む健太郎に仕方なく納得する紀夫でした。
オライオンの売り場では落ち込む社員たちの姿が。
潔が声をかけると、来年から契約したいと思っていた路面店の候補がことごとく決まってしまった事を伝えます。
候補を聞くと関西だけで6件あったが、全てエイスが契約を結んでしまったのだと言いました。
栄輔の事業のやり方を心配する潔
ラジオ番組のゲストに栄輔が出演しました。
そのラジオをゆりと二人で聞く潔。
栄輔「日本中にショップを展開したいです。年内に今の倍の店舗を持ちたいと思うてます」
勝二の店でラジオを聞いていた龍一も「やっぱカッコええな」とうっとりした表情に。
良子と明美も店で食事をしながら聞いていました。
良子「栄輔さん、遠いところにいる人になってしまったね」
紀夫とすみれも家で聞いていました。
紀夫「凄いな、栄輔君は」
東京まで栄輔に会いに行く潔。
潔「いてもたってもおられんでな、膨らみ続けた風船はいつか爆発する。今のやり方続けたらお前は爆発するぞ」
栄輔「ご忠告ありがとうございます。潔さんのそのお言葉、きちんと心に留めておきます」
次の取材があると言い、玉井に潔へ帰りの車を回すよう指示しました。
潔「栄輔・・・ほんまに、ほんまに心に留めておくんやぞ」
真剣な表情で忠告して去っていく潔の後ろ姿に何かを思う栄輔でした。
古門社長は売上げ報告を受けています。
年々売り上げが落ち、去年は20%の低下だと伝えられました。
古門「流行が本物になる事はなかったか」
投げつけられた報告書を拾う玉井は「どうぞ、ご内密に」とばつが悪そうに言いました。
さくらの赤ちゃんが生まれる
夜遅くまで会社で仕事をしていた健太郎は、電話を受け急いで帰り支度をします。
廊下にいた紀夫と明美に「生まれます」と伝えると二人も慌てて家へ。
何を食べようか考えながら道を歩いていた良子と君枝にもこの事を伝えました。
「俺も行かな」と龍一もついてきます。
家に戻るとすぐに赤ちゃんの産声が聞こえてきました。
生まれたての赤ちゃんを抱く健太郎。
健太郎「ちいそうて、壊れそうや」
良子「女の子か」
紀夫「孫やて、僕らの孫」
明美「天使やな」
龍一「ほんまや」
君枝「さくらちゃん、ほんまにご苦労様でした。よう頑張ってくれたね、ありがとうね」
名前を考えようと言う龍一。
健太郎「もう考えてある、あい・・・藍色の藍や。今時分に咲く可憐な花の名前なんや。藍色いうのは安らぎを与える色なんやって、周りの人に安らぎを与える優しい女の子になってほしい思うて」
さくら「赤ちゃん、いいの名前ね。これからよろしくね」
赤ちゃんを抱き、そう語りかけました。
黙って微笑みながらみつめるすみれ。
明美「藍ちゃん、おめでとう」
良子「藍ちゃん、ようこそ」
君枝「藍ちゃん、おばあちゃんよ」
人生の始まりの日に、みんなに笑顔と幸せを振りまいた藍ちゃん。
そして・・・。
すみれの家で藍ちゃんを抱く君枝は健太郎に家に戻ってきてほしいと言います。
君枝「藍も生まれたし、いい切っ掛けやないかな思うて」
健太郎「追々考えるよ」
そんな君枝にいつでも家に来てほしいと言うすみれです。
夜、きっぱり断ってくれなかったことに不満を言うさくら。
健太郎「ああでも言わないとその場が収まらなかったやないか」
さくら「その場を収めるために調子のいい事言わないでよ!」
リビングで藍の寝顔をみつめる紀夫とすみれにも二人の声が聞こえてきました。
紀夫「あんな声で話したら藍に聞こえてしまうやないか、なあ藍ちゃん」
そう言ってドアを閉めに行きます。
すみれ「君ちゃん、琴子さんみたいやったな」
紀夫「ああ、昭一さんのお母さん。確かにそっくりやった」
すみれ「私たちも年をとったということね」
紀夫「そやな」
再び喧嘩する二人の声が聞こえ、微笑み合うすみれと紀夫でした。
べっぴんさん23週131話の感想まとめ
栄輔を心配する潔は、あまりの早さで事業を拡大させて破綻することを懸念していました。
大きくしたら大きくしただけ駄目になった時の損害は大きいはず。
売り上げが落ちているという結果も出て古門社長も見放し気味です。
栄輔がどうなってしまうのか心配ですね。
そんな不安もありますが、さくらの赤ちゃんが無事に産まれてきてくれてよかったです。
姑に悩まされた君枝も、今度は自分が姑の立場になってさくらを悩ませています。
すみれたちは孫ができて年をとったことを実感させられてしまいましたね。