NHK朝ドラ「べっぴんさん」1週5話のあらすじネタバレと感想です。
まずは1週4話の振り返りを少し。
坂東すみれの母親・坂東はなは、病状が悪く余命が残りわずかだと医師に伝えられます。
せめて残された時間を娘たちと過ごさせてやりたいと考えた父親の坂東五十八は、医師から一日だけ退院許可をもらえないか頼むのでした。
べっぴんさん 1週5話のあらすじネタバレ
残された時間を娘たちと過ごすはな
余命幾許もないと伝える医師に退院許可をもらう五十八。
車いすに乗って母親のはなが家へ帰ってきました。
その姿を笑顔で迎えるすみれとゆり。
部屋には母親のためにたくさんの花が飾られていました。
庭の噴水で楽しそうに水をかけあうすみれとゆりの姿、二人の姿を見守る五十八とはな。
若いころから病弱なのに苦労を掛けてしまったことを謝罪し、坂東営業部が上手くいっているのはすべてはなのおかげだと感謝の気持ちを伝えます。
はな「五十八さん、娘たちお願いします」
困った表情をする五十八の手を握り、娘たちについて語ります。
ゆりは、強くてもここという時に貫けないところがあるところが心配であること。
すみれは、つかみどころがないが急にしっかりものをいう芯の強い子であること。
はな「いくつになっても何十年経っても忘れないでほしい、私がこんなにあの子らを愛してたゆうことを。思い出してほしい、私らにとってあの子らは特別べっぴんさんや」
五十八は「まかせとけ」と一言いい手を握り返すのでした。
すみれとゆりは、はなを自分たちの部屋へ案内します。
父親に買ってもらった英語の本を見せるゆり。
将来は英語を勉強して父親の会社を継ぎたいという希望を話します。
すみれはどんなことがしたいのか問うと、いつものように口ごもってしまいました。
将来の夢をみつけるすみれ
五十八は引き出しから布を取り出し「これか?」と聞き、それを見て微笑みながら頷くはな。
朝、すみれが目覚めると部屋には綺麗な刺しゅうのされた布が飾られていました。
その刺しゅうは、娘たちがお腹の中にいる時に思いを込めて作ったものだったのです。
病院へ戻っていくはなは、家の前ですみれとゆりの手を握り涙を流しながら「またね」と一言。
すみれは、もらった人が嬉しく思ってくれるような思いを伝えられる「べっぴん」を作る人になりたいという希望を話します。
はなは「ええな、なれるよ絶対」と夢を応援するのでした。
その後、はなは天国へと旅立ってしまいました。
母親の後ろ姿を追うすみれ。
振り返って微笑む母親でしたが、再び歩きはじめます。
朝起きるとベッドには成長したすみれの姿があり「夢か・・・」とつぶやきます。
時は流れて
昭和17年(1942年)
部屋で刺しゅうをするすみれを呼びに来たゆり。
女学校の5年生で最高学年になっていました。
ゆりは女子大学で英語を勉強しています。
母親の写真に挨拶をするすみれは女学校の友達に刺しゅうを作ってあげたことを伝えます。
女学校では二人の友達が挨拶をしてきました。
「できたよ二人の分」と言い風呂敷包みから刺しゅうのされたモンペを見せます。
クローバーの刺しゅうのされたモンペに喜ぶ友達は感謝の言葉を述べるのでした。
べっぴんさん1週5話の感想まとめ
余命幾許もなく残された時間を家で過ごすことができた母親といろいろなことを語る事が出来てよかったなと思える回でした。
ゆりは将来の希望を話す一方で、すみれははっきりと伝えることができずにいました。
その姿を見たはなは、娘たちのために思いを込めて作った刺しゅうを贈ります。
このことがきっかけで、すみれの中で誰かのために物を作ってあげたいという気持ちが固まったのではないでしょうか。
大きくなったすみれは女学校の友達のためにモンペに刺しゅうをして行き、友達の笑顔のために思いを込めて作ったことがわかりました。
誰かの喜ぶ姿を見たくて思いを込めて物を作るというすみれの人生の原点が母親のはなであったことを強く印象付けるお話でした。
以上、べっぴんさん1週5話のあらすじネタバレと感想でした!