NHK朝ドラ「べっぴんさん」2週7話のあらすじネタバレと感想です。
まずは1週6話の振り返りを少し。
裕福な家庭で何不自由ない生活を送っていた坂東すみれでしたが、戦争の影響ですべてが一変してしまいます。
そんな中、幼馴染である野上潔に召集令状が来てしまったことを聞かされます。
潔への想いに気づいてしまったすみれは、潔との別れに悲しみと切なさで心が揺れるのでした。
べっぴんさん 2週7話のあらすじネタバレ
やりたいことをやる人生を諦めない姉
坂東家の屋敷の廊下を歩いていたすみれ。
ふと部屋を覗くと姉のゆりに呼び出されていた潔の姿がありました。
ゆりは大学を卒業したら坂東営業部で働きたいが、父親の坂東五十八に反対されていることを話します。
ゆり「でも、私はこんな世の中だからこそやりたいことをやるべきやと思うんです」
そんなゆりを前向きで向上心があって素敵だと感心します。
二人の様子を覗いていたすみれは複雑な表情でうつむきます。
潔は召集令状がきてしまったことを伝えて部屋を出て行きました。
その晩、ゆりに縁談の話を持ち掛ける五十八。
相手は華族の家柄で、次男なので婿に入ってくれるのだと言うのです。
しかし、自分のやりたいことをやる人生を諦めていないと縁談を断るのでした。
ある日、坂東営業部を訪れたゆりは取締役の野上正蔵に英語で書かれた経済学の論文を見せて自分の能力を評価してほしいと頼みます。
約束もなしにいきなり会社に押しかけてきたことを叱る五十八でした。
潔への恋心を実感するすみれ
すみれは、麻田茂男が経営する「あさや靴店」を訪れていました。
友達の多田良子、田坂君枝と一緒に出された紅茶を飲んでいます。
紅茶を飲んだ良子は甘くて刺激があって恋の味だと語ります。
潔のことを思い浮かべ「オートバイの君」と呼ぶのです。
なぜ恋したことがわかるのか問うすみれに「恋したら相手の顔が真っすぐ見られなくなるの。胸がきゅんと掴まれるゆうか」と話します。
そこへ潔が店に入ってきました。
良子の言う通り潔の顔を真っすぐに見ることができないすみれは、あらためて潔に恋していることを実感します。
潔は麻田に声をかけます。
潔「なんや、急に麻田さんに話とうなってな」
その言葉で召集令状がきてしまったことを察します。
帰りにすみれをオートバイに乗せ家に送っていく潔。
女学校を卒業したらどうするのかを問います。
生きていくのも大変になる時代の中で、姉・ゆりの生き方は奇特で面白いと話す潔でした。
自分の愛する人と結婚したいと宣言
坂東家の屋敷に到着した二人。
そこには召集令状がきたことを知った五十八が待っていました。
大事な話があるからと、すみれとゆりに席を外すように言うと「私も入れてください」と椅子に座ります。
会社の事より坂東家に入ってくれる男と結婚して跡継ぎを産んで家を守ってほしいと望む五十八。
ゆり「私は自分の愛する人と結婚したいと思っています」
愛する人が誰なのか問われ潔の名前を出すゆり。
いきなり名前を出され困惑する潔と激怒する五十八。
ゆりは、まだ片思いで自分との将来を考えてほしいと告白します。
突然の告白に怒る五十八は、正蔵に潔を連れて帰れと怒鳴り、ゆりには家から一歩も出るなと命じます。
外出しようとするゆりを止める執事と女中。
すみれに外出禁止にされたことへの不満を漏らします。
そして、潔への手紙を渡してほしいと頼んできたのでした。
べっぴんさん2週7話の感想まとめ
潔への恋心に気づいてしまったすみれの複雑な心境が、思春期の女の子らしいと思わせるお話でした。
親の決めた相手ではなく自分の選んだ人と結婚したいと、いきなり潔の名前を出すあたりが行動力のあるゆりらしかったですね。
父親に反対されても坂東営業部で働きたいと論文をもって会社に押しかける行動力にも感服しました。
おしとやかで控えめなすみれとは対照的で、姉と違って自分の想いを告げられない様子にもどかしさを感じさせる回でした。
以上、べっぴんさん2週7話のあらすじネタバレと感想でした!