NHK朝ドラ「べっぴんさん」7週40話のあらすじネタバレと感想です。
まずは7週39話の振り返りを少し。
頻繁に家へ遊びに来る栄輔に懐いてしまったさくら。
帰ろうとすると駄々をこねて引き止めるため、栄輔に泊まってもらうことになりました。
べっぴんさん 7週40話のあらすじネタバレ
ドラム缶のお風呂に入って「ええ湯や」とつぶやく栄輔。
後ろから喜代が現れ「そうですやろ、私がお湯加減みてますのや」と言います。
すみれは、脱いで畳まれた栄輔の服の横に浴衣を置きました。
浴衣姿でさくらを膝に抱いて寝かしつける栄輔。
眠っているさくらを喜代は布団に運びました。
「すみません」と出てきたすみれに、さくらのことが可愛らしくて食べてしまいたいくらいだと言います。
すみれ「栄輔さんは明るくて楽しくて。ご両親はやっぱりきちんとなさった人やったのね」
ただの傘作っていた職人で、裕福でもなく毎日忙しくて留守ばかりで食べていくだけで精一杯だったと答えます。
すみれ「そんなに忙しくても、お洋服は脱いだら畳むものやって教えてくれたのよね」
お金がなくても笑いの絶えない家だったことを思い出します。
妹も可愛くて洋裁を習っていたことを話します。
傘を作るところを見て育ったからなのねと言うすみれ。
「すみれさんは?」と聞かれ、母親に習ったことを話します。
すみれ「とっても刺しゅうが上手でね、病気で入院してる母に見せたくて、そういう思いで刺しゅうをしたことで私の人生は変わったような気がする」
今自分が来ている浴衣は紀夫の物ではないかと聞きます。
結婚式の時に撮った写真を見せました。
栄輔「幸せそうな顔や、そりゃそうやな。こんなきれいな嫁さん」
さくらに会ったことはあるのかと聞かれ「ないの」と答えます。
二人が話しているとさくらが起きてきました。
栄輔の顔を見て「お父さん」と呼びます。
「ごめんなさい」とさくらを抱くすみれ。
「家族ってええな」と感慨深そうにつぶやく栄輔でした。
近所の人の戦死広報
家では帰ってこない栄輔がどうしているのか気になる潔。
五十八に紀夫のことを聞くゆり。
五十八「方々手尽くしたけど、わしの力ではもう、老いぼれたもんや。皆目見当もつかん」
栄輔とすみれは、さくらを真ん中にして手をつないで歩いています。
「さくらちゃん、またな」と別れを言います。
ふと桜の枝のつぼみを見て、さくらは桜の花を見たことがあるのかと聞きます。
去年は疎開してそれどころではなく見たことがないのだと答えました。
栄輔「そっか、今年は一緒に見よな。桜の花がパーッと咲いて綺麗なとこ。三人で一緒に見よな」
「うん」と返事をするさくら。
栄輔の帰る後ろ姿を名残惜しそうに見送ります。
道に並んでいる人々は悲しそうな顔で立っていました。
通りかかったすみれがどうしたのかと聞くと、ご主人が亡くなったという戦死広報が届いたのだと言います。
これからそういう話を仰山聞くんやろうなと嘆く女性たち。
お坊さんがお経を唱えながら歩いてきます。
後ろに続く遺族たち、奥さんは赤ん坊を抱っこしていました。
すみれに惚れてはいけないと諫める潔
栄輔に「お前、すみれちゃんに惚れてるんやないやろな?」と聞く潔。
そう聞かれ動揺しながら「そないなことやない、わしはただ、すみれさんもさくらちゃんも助けたいんや、ただそれだけや」と答えます。
潔「すみれちゃんはあかん」
自分たちは坂東営業部を復活させるために走り回っていて、坂東家に仕える身であること、紀夫は坂東家の当主で生涯支えていかなければならないのだと言います。
そういう考えだからゆりにも遠慮しているのかと言い返しました。
どこか上っ面で本当に思っていることを言わず、自分は番頭の息子でゆりは坂東家の人間だという考えが染みついているから五十八にもモノが言えないのだと。
栄輔「わしは違う、わしは自分の生きたいように生きますわ」
そう言い残して歩き去っていきました。
紀夫に渡した裁縫道具をみつめ、寂しそうな顔をするすみれでした。
べっぴんさん7週40話の感想まとめ
さくらが、とうとう栄輔のことを「お父さん」と呼びましたね。
優しくて明るい栄輔が父親になってくれたらさくらは幸せなのかもしれません。
こんな時に近所の人の戦死広報が届くなんて、さらにすみれを不安にさせる出来事でした。
安否だけでも早くわかるといいですね。