NHK朝ドラ「べっぴんさん」17週92話のあらすじネタバレと感想です。
まずは16週91話の振り返りを少し。
ナイトクラブで遊ぶさくらを叱るすみれ。
さくらは一枚の置き手紙を残して家出してしまいます
ゆりが預かることになり、しばらく離れて暮らすことになりました。
べっぴんさん 17週92話のあらすじネタバレ
さくらのいない食卓で朝食をとるすみれたち。
離れることで見えてくることがある、そう信じて今日という一日がまた始まります。
大急で社長に展示のテーマのイラストを見せます。
すみれ「女の一生です」
女性が生まれてから成長するまでの姿をイラストに描きました。
百貨店のお客様は女の人なので、どこかに自分を当てはめて考えてくれるのではないかと話しました。
よく考えたなと感心する社長。
小山「なにせキアリスですからね」
そう笑顔で言う小山を不思議そうにみつめるすみれ。
婦人物や和装は大急に出店しているお店からもらうことに。
大急の顔なので各店舗の一番の物を出してもらって選考することになり、キアリスの一番の物は何かと聞かれます。
すみれ「肌着です。肌着は赤ちゃんの肌に直接触れるものですから、柔らかくて優しくて気持ちが良くなるものをと、ずっとそこを大事にしてきました」
社長が感心していると「なにせキアリスですからね」と言う小山に皆は視線を向けました。
社長との話が終わり帰る途中のすみれたち。
明美「なんや小山さんが身内みたいに思えてきた」
なんだかんだ付き合いも長いしと笑顔で言う良子です。
そこへ悦子に声をかけられました。
悦子「明日なんやけど、フィアンセを連れて事務所へ挨拶に行きたいのよ。彼も明日なら少し時間がとれるって言うてるの」
悦子の選ぶ人なら素敵な人なのだろうと楽しみにする四人。
エレベーターから降りてきた潔たち。
キアリスの発案した展示のテーマが伝えられ、従来通りの婦人服と若者向けを狙うことを話します。
潔「これを機に、大急にオライオンの若者向け路線を導入してもらえるよう売り込みたい」
秋山はデザイナーの写真を見せ、この先生がデザインした見本品の発注をしていることを伝えました。
潔「よし、華々しくお披露目できそうや」
西城に酒癖の悪さを問う
事務所で、紀夫に今日の夜空いているか聞かれる武。
接待があって誰かを同席させたいと言いました。
その話を聞いていた西城は、自分を同席させてほしいと頼みます。
紀夫「西城くん、一度はなさな思うてたんやが・・・」
男会の集まりで飲み屋に連れて行った日、性格が変貌し荒れてしまったことを聞かれます。
西城「申し訳ありません、まったく覚えてないんです。酒に弱くて飲まれてしまうところがありまして」
松島屋の接待の時は大丈夫だっただろうと言うと、酒のフリをして水を飲んでいたのだと答えました。
今夜も大丈夫だと頭を下げて頼むのを見て連れて行くことにしました。
紀夫「たけちゃんに徹夜さしても悪いしな、搬入よろしくな」
「わしのことは気にせんじょってください」と言い連れて行ってもらおうとしますが、ちょうどすみれたちが戻ってきました。
大急の展示の件を聞くと、提案は無事通ったことを報告する明美。
一緒に付いて行った中西に勉強になったかと聞くと、大急百貨店に「なにせキアリスですから」と言われたことを伝え凄いと話します。
中西「肌着なんですね、やっぱりキアリスは。赤ちゃんの肌に触れる肌着」
その感想を聞いて笑顔を見せる紀夫でした。
さくらに会いに行くことを拒む
さくらはジャズ喫茶ヨーソローを訪れていました。
さくら「定休日・・・」
二郎と会った港へと向かいますが、誰もいません。
事務所では、四人で展示テーマのイラストを広げて見ています。
君枝「ここまでは、自分も辿ってきた道やから分かるけど、この先どうなるんやろうね」
イラストをみつめてすみれは考え込んでいました。
与えられた時間の中で、親としての在り方を自分に問うすみれです。
その時間は、すみれの人生にとっても必要なものなのです。
潔から展示のテーマイラストを見せられ「素敵やね」と言うゆり。
隣に座るさくらにも見せますが、目を背けてしまいました。
夜、事務所に戻ってきた紀夫。
武に「すみれは?」と聞くと、今日は帰ったことを伝えられ椅子に腰かけてため息をつきました。
朝起きると紀夫は、今日は早く帰れそうだからゆりの家に行かないかとすみれに言います。
すみれ「私は行かない、行ったところで言えることがないの。帰って来なさいとか、心配してるとか、そういうことは言えるけど、私自身どうしたらいいのか、母親としてさくらにどんな風にしたらいいのか・・・」
紀夫「僕は、ただ家族は一緒におるもんやと思う。なんで家族なのに一緒におられへんのか分からへんのや」
これまで辿った道が今を作っています。
未来のために頑張らなければならないのもきっと今なのです。
べっぴんさん17週92話の感想まとめ
テーマが「女の一生」に決まり、展示の仕事が忙しくなりそうですね。
さくらと離れて暮らす生活が始まりましたが、今はそのほうがよいのかもしれません。
酒癖の悪い西城が、このまま無事に接待を続けられるのかも気になります。
武はチャンスを逃してしまい残念でしたね。
悦子の婚約者の話も妙に引き延ばすのでそわそわしてしまいます。
だいたい察しはつきますけどね。