NHK朝ドラ「べっぴんさん」のキャストと登場人物の一覧です。
追加キャストが発表されましたら、逐一更新していきます。
相関図は下の方に載せています。
べっぴんさんのキャスト
坂東すみれ(ばんどう すみれ)・・・芳根京子
幼少期・・・渡邉このみ
坂東家の次女で本作品のヒロイン。
子供の頃に母・はなに教わった縫い物が得意。
芯の強い性格で、決めたことは何がなんでもやり遂げる行動力を持っている。
想像力豊かで頭の中でイメージを膨らませる事が多い反面、集中しすぎて周りが見えなくなる事もしばしば。
既婚だが夫は戦地へ行っており、夫不在の中で子供を出産した。
地元・神戸の生家は空襲により失ってしまい、いまだ帰還しない夫を待ちわびながら子供を育てている。
終戦後は得意の洋裁の腕を活かし、3人の親友と共に子供服づくりを始める。
坂東すみれの実在モデルは、子供服ブランド「ファミリア」の創業者である坂野惇子(旧姓・佐々木)。
坂東五十八(ばんどう いそや)・・・生瀬勝久
坂東家の主ですみれとゆりの父親。少々過保護なところがある。
実家は近江商人で、その商才を受け継いでいる。
事業の一部を引き継ぎ自らも商売人となり繁盛させたが、傾いた本家を救うために得意先を兄に譲った。
妻のはなとは幼馴染である。
結婚後は繊維会社「坂東営業部」を設立し財を築く。
「初志貫徹」「よき相棒を作れ」という商売哲学は娘たちにも大きな影響を与える。
坂東五十八の実在モデルは、佐々木営業部(レナウン)を創業した佐々木八十八。
- トリック(2000年)
- ごくせんシリーズ(2002年)
- サラリーマンNEO(2006年)
- ヤッターマン(2009年)
坂東はな(ばんどう はな) / 語り・・・菅野美穂
すみれとゆりの母親。
病弱ですみれが9歳の時に他界してしまう。
いつも明るく優しい母親であり、娘たちをよく理解している。
手先が器用で縫い物を得意とし、すみれに教える。
五十八が「坂東営業部」を設立すると、仕事の面でも夫を支え、会社の礎を築く。
坂東はなの実在モデルは、坂野惇子の母・佐々木倆子(旧姓・雲川)
べっぴんさんでは早死にするが、実際は夫より長生きで86歳まで生きた。
- イグアナの娘(1996年)
- 愛をください(2000年)
- アルジャーノンに花束を(2002年)
- 大奥(2003年)
- 働きマン(2007年)
坂東ゆり(ばんどう ゆり)・・・蓮佛美沙子
幼少期・・・内田彩花
すみれの3歳上の姉。
運動が得意な明るい性格で、成績も優秀。
自分の考えをはっきりと言う芯の強さも持っている。
幼いころから「坂東営業部」の跡取りとして将来を考えている。
戦争で一家が財を失ってからは、自分の生き方を模索するように。
仕事と家庭を両立するすみれをよくサポートしてくれる。
坂東ゆりの実在モデルは、佐々木八十八の次女の三浦智恵子(旧姓・佐々木)
- 七瀬ふたたび(2008年)
- Q10(2010年)
- 潜入探偵トカゲ(2013年)
- 夜のせんせい(2014年)
- お義父さんと呼ばせて(2016年)
田中紀夫(たなか のりお)・・・永山絢斗
幼少期・・・玉山詩
すみれの幼なじみで後の夫。
結婚後は坂東営業部に入社する。
妻想いの優しい青年だが無口なため何を考えているのかわからないところがある。
几帳面な性格で、細かい作業が得意。
実在モデルは、坂野惇子の夫・坂野通夫。
史実では終戦の翌年に帰国し、後にファミリアの社長を務めた。
- おひさま(2011年)
- 重版出来!(2016年)
- ソフトボーイ(2010年)
- クローバー(2014年)
田中五郎(たなか ごろう)・・・堀内正美
紀夫の父で貴族院議員のエリート。
近所である坂東家とは良い関係にある。
実在モデルは坂野通夫の父で大阪銀行界の重鎮・坂野兼通。
- 鳩子の海(1974年)
- 3年B組金八先生(1979年)
- 純と愛(2012年)
- 軍師官兵衛(2014年)
野上潔(のがみ きよし)・・・高良健吾
幼少期・・・大八木凱斗
「坂東営業部」の番頭・野上正蔵の息子。すみれの幼なじみ。
すみれより年上で頼れる兄のような存在で、生涯にわたりすみれを支える。
豪快かつ優しい性格で、他人の為に尽くすこともいとわず、人を引き付けるカリスマ性をもっている。
終戦後は「坂東営業部」を再建させるために奔走する。
野上潔の実在モデルは、佐々木営業部(レナウン)を復興(独立)させ初代社長を務めた尾上清。
- 蛇にピアス(2008年)
- 南極料理人(2009年)
- おにいちゃんのハナビ(2010年)
- 横道世之介(2013)
- 悼む人(2015年)
野上正蔵(のがみ しょうぞう)・・・名倉潤
「坂東営業部」の番頭役で潔の父親。
頭の回転が早く数字にも強い。
実直な性格で、五十八が最も頼りにする男。
五十八の右腕として会社を成長させてきたという自負をもつ一方、五十八なくては現在の自分がいなかったとして多大な恩義を感じている。
後に五十八が議員になってからは、実質的な経営者となる。
野上正蔵の実在モデルは、佐々木営業部(レナウン)の支配人で尾上清の父である尾上設蔵。
岩佐栄輔(いわさ えいすけ)・・・松下優也
潔の幼なじみで友人。
闇市で潔と再会したのを機に、坂東営業部の再興を目指す。
戦争で妹を亡くしており、すみれと妹を重ねている一面も。
戦後、紀夫の安否が知れない状態のすみれと出会い、すみれの娘・さくらから父親のように慕われる。
すみれに密かな思いを抱いているが・・・。
- 時をかける少女(2010年)
- ヒカリ、その先へ(2010年)
- カルテット(2011年)
- 明日の光をつかめ(2011年)
小野明美(おの あけみ)・・・谷村美月
幼少期・・・坪内花菜
坂東家女中・マツの娘。
父は幼いころに亡くなり、母と貧しい生活を余儀なくされてきた。
貧乏生活の反動もあり、金持ちに対して憎しみを抱いている。
一方、母親想いの優しい面も持ち、楽をさせたいとの思いから働きながら看護師の資格を取ったり英語を学んだりもしている。
その甲斐あってベビーナースとして外国人村で子育ての指導を行っていたが、戦争で職を失ってしまう。
戦後は看護師として働いている時にすみれと知り合い、当初はお嬢様のすみれを突き放すが、次第に協力していく。
小野明美の実在モデルは、ファミリアでベビーコンサルタントを務めた大ヶ瀬久子。
- カナリア(2005年)
- ユビサキから世界を(2006年)
- 神様のパズル(2008年)
- 東京無印女子物語(2012年)
- たぶらかし-代行女優業・マキ-(2012年)
多田良子(ただ りょうこ)・・・百田夏菜子
すみれの女学校時代の同級生。
後にすみれに誘われ会社の創設メンバーとなる。
明るくお調子者なムードメーカー。
少女漫画の影響からか恋愛に興味大で、ませた一面もある。
すみれ同様手先が器用で、女学校時代はともに『手芸倶楽部』のメンバーとして活動する。
洋服や小物作りが得意。
卒業後はお見合い結婚し子供を出産した。
多田良子の実在モデルは、ファミリア創業メンバーの一人である田村枝津子(旧姓・榎並)。
ファミリアの手芸部門を担当した。
小澤勝二(おざわ かつじ)・・・田中要次
良子の夫。
商船会社勤務。
良子とはお見合い結婚で、年の差があることを気にしている。
息子が生まれてすぐに戦地に出征してしまう。
戦後は紀夫・昭一と意気投合し良子の仕事を支える。
実在モデルは田村枝津子の夫・田村寛次郎。
- HERO(2011年)
- 逃亡者 RUNAWAY(2004年)
- エジソンの母(2008年)
- マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(2006年)
田坂君枝(たさか きみえ)・・・土村芳
すみれの女学校時代の同級生ですみれ、良子とともに『手芸倶楽部』を結成した。
デザイン・イラストを得意とする。
子供のころから病弱で結婚後も床に伏せることが多い。
性格は生真面目。
戦後、すみれに再会し会社の創設メンバーとなる。
田坂君枝の実在モデルは、ファミリア創業メンバーの一人である村井ミヨ子(旧姓・中井)。
ファミリアでは手編み部門を担当した。
- 夢駈ける大地 私、牛を飼います~キャリア官僚の転身(2001年)
- 弥勒(2013年)
- フラガールと犬のチョコ(2015年)
村田昭一(むらた しょういち)・・・平岡祐太
君枝の夫の銀行員。
体の弱い君枝を見守り、社会で働けるようサポートしてくれる。
母の琴子に頭が上がらず、若干マザコン気味。
琴子と君枝の間に挟まれる事もしばしば。
村田昭一の実在モデルは村井ミヨ子の夫・村井完一。
ミヨ子をサポートすると共に、自身もファミリアの監査役を務めた。
- スウィングガールズ(2004年)
- たったひとつの恋(2006年)
- ゴッドハンド輝(2009年)
- プロポーズ大作戦(2007年)
村田琴子(むらた ことこ)・・・いしのようこ
村田昭一の母。
昭一の出征中も君枝を支える優しい姑。
君枝が働いてからは孫の面倒を見るが、教育方針で食い違ってしまう。
- セーラー服通り(1986年)
- おかみさんドスコイ!!(2002年)
- てるてる家族(2003年)
- ミナミの帝王シリーズ
麻田茂男(あさだ しげお)・・・市村正親
神戸の靴店「あさや」の店主の靴職人。
人当たりが良く真面目な性格で、腕も良いので顧客からの信頼を得ている。
職人肌で商品に妥協はなく、幼いすみれが物づくりへの興味を持つきっかけとなった。
すみれの師匠的な存在。
戦後はすみれたちに「あさや」の一角を貸し、商売に協力する。
また、すみれが商売を始めるきっかけを作った人物でもある。
モデルは「モトヤ靴店」の店主・元田蓮。
すみれのモデル坂野惇子が趣味の裁縫で作った写真入れを見て、そういう手作り品を売ってはどうかと提案した。
- 砂の器(2004年)
- 江〜姫たちの戦国〜(2011年)
- JIN-仁- 完結編(2011年)
- テルマエ・ロマエ(2012年)
坂東トク子(ばんどう とくこ)・・・中村玉緒
すみれとゆりの祖母。
五十八が兄に得意先を譲り故郷を離れたことに負い目を感じている。
戦時中は疎開先としてすみれたちを暖かく迎え入れる。
度量が大きい頼れるおばあさん。
- あかんたれ(1976年)
- がしんたれ(1979年)
- 橋のない川(1992年)
- 瀬戸内海賊物語(2014年)
- ポプラの秋(2015年)
坂東長太郎 (ばんどうちょうたろう)・・・本田博太郎
坂東五十八の兄ですみれの叔父。
坂東家の長男で、父亡きあとは会社を継いだ。
しかし商売はあまり得意ではなく、徐々に経営は悪化。
五十八が始めた会社の得意先を譲り受け、なんとか商売を継続させることができた。
五十八の成功を心から喜んではいない様子。
- 必殺仕舞人(1981年)
- 君の手がささやいている(1997年)
- セーラー服と機関銃(2006年)
- 龍馬伝(2010年)
- 花燃ゆ(2015年)
坂東節子 (ばんどうせつこ)・・・山村紅葉
長太郎の妻。
坂東家を仕切っており、すみれ達が疎開してきた際はお嬢様育ちのすみれ達に厳しく当たる。
息子の肇と孫の慶一を溺愛している。
- 赤い霊柩車シリーズ
- 十津川警部シリーズ
- 西村京太郎トラベルミステリー
坂東静子 (ばんどうしずこ)・・・三倉茉奈
長太郎の息子・肇の妻。
お嬢様育ちのすみれ達に憧れる一方、嫉妬も抱いている。
夫の肇は出征中で帰りを心待ちにしている。
- ふたりっ子(1996年)
- 双子探偵(1999年)
- だんだん(2008年)
- 鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記(2012年)
井口忠一郎(いぐち ちゅういちろう)・・・曾我廼家 文童
五十八から信頼されている坂東家の執事。
すみれとゆりの世話も担当している。
転ぶと自分が誰だかわからなくなるという妙な癖をもっている。
- よーいドン(1982年)
- 都の風(1986年)
- 純ちゃんの応援歌(1988年)
- てるてる家族(2003年)
佐藤喜代(さとう きよ)・・・宮田圭子
坂東家の女中頭。
すみれとゆりの養育係をしている。
戦後は働く母親たちに代わり、子供たちの世話をする。
- 火の国に(1976年)
- はっさい先生(1987年)
- 春よ、来い(1994年)
- だんだん(2008年)
高西悦子(たかにし えつこ)・・・滝 裕可里
すみれの女学校時代の同級生。
同級生たちからは「悦子様」と呼ばれている女学校のオシャレ番長。
すみれたち手芸倶楽部を何かと意識する。
- Star Light(2001年)
- てるてる家族(2003年)
- 瞳(2008年)
- 夜のせんせい(2014年)
大島 保(おおしま たもつ)・・・伊武雅刀
大急百貨店の社長。
坂東営業部とは古くからの付き合い。
戦後、潔たちが開催したファッションショーでキアリスを知り、妻のすすめもあって大急百貨店で取り扱いと申し出る。
モデルは阪急百貨店の初代社長・清水雅。
名脇役としての印象が強いが、若いころは宇宙戦艦ヤマトなどのアニメで声優をしていた過去を持つ。
現在は声優としての仕事は受けておらず、俳優として評価されたからだけではなく、声優時代の仕事環境が劣悪だったから。
- ひらり(1992年)
- 白い巨塔(2003年)
- 風林火山(2007年)
- だんだん(2008年)
坂東さくら(ばんどう さくら)・・・井頭 愛海
すみれの娘。
おとなしくまじめだったが、高校生になりすみれとすれ違うようになっていく。
好奇心から親たちの知らない世界へ足を踏み入れる。
村田健太郎(むらた けんたろう)・・・古川雄輝
君枝の息子。
成績優秀でしっかりした性格。
さくらと同い年。
状況に流されやすいさくらを心配している。
小澤龍一(おざわ りゅういち)・・・森永悠希
良子の息子。
明るいお調子者で、学年はさくらより1つ上。
ファッションに興味がある。
さくらたちをジャズ喫茶に誘う。
大村すず(おおむら すず)・・・江波杏子
さくらたちが通うようになるジャズ喫茶「ヨーソロー」のママ。
面倒見がよく、客からの信頼も厚い。
河合二郎(かわい じろう)・・・林遣都
働きながらプロを目指すミュージシャン。
ジャズ喫茶でドラムをたたいている。
山本五月(やまもと さつき)・・・久保田紗友
「ヨーソロー」で働く女性。
さくらの1つ上だが学校には行かず、家出をして彼氏と同せいしている。
西城一朗(さいじょう いちろう)・・・永瀬匡
キアリスの新人社員。
上昇志向が強く積極的な性格で、紀夫と一緒に外回りをする。
中西直政(なかにし なおまさ)・・・森優作
キアリスの新入社員。
純朴でおっとりした性格のため目立たないが、次第に力を発揮するように。
べっぴんさん 相関図
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注目のキャスト。気になるモデルとの年齢差
まだまだキャストは少ししか発表されていませんが、注目キャストはやはりヒロインの芳根京子さんでしょう。
現在まだ19歳。若いです!
デビューが2013年なのでまだまだ新人女優と言っても過言ではないキャリアなのですが、朝ドラヒロインの座を早くも射止めてしまうとは…。
2016年最も期待できる女優の一人と言われているのも納得です。
ただ気になるのは、やはりその年齢。
べっぴんさんの主人公・坂東すみれのモデルである坂野惇子さんが、物語のメインとなる子供服の店(モトヤベビーショップ後にファミリアに改称)を開店したのは1948年です。
坂野惇子さんは1918年生まれなので、当時30歳だったわけです。
19歳の若手女優さんが30歳の役を演じるのは多少違和感がありますよね。
もちろん朝ドラですから、主人公の年齢はストーリーが進むにつれて上がっていくわけでして、どこかで必ずズレは生じるのですが、ストーリーのメインとなる時期の年齢がキャストの年齢とずれまくっているのは少々不安材料であります。
まぁそれでもオーディションを通ったわけなので、逆に期待しても良いのかなとも思います。
どんな演技を見せてくれるのか楽しみですね!
相手役、夫のキャストがついに決定!
もう一人の注目キャストはすみれの夫の紀夫のキャスト・永山絢斗さんです。
物語序盤は出征中という事もあり登場しないかも知れませんね。
しかし、史実では坂野惇子さんが起こした会社「ファミリア」の社長に就任され皇室御用達ブランドにまで成長させた人物ですし、べっぴんさんの中でも中盤以降のメインキャストの一人であることは間違いありません。
実在モデルの坂野通夫さんは1916年生まれで坂野惇子さんの2歳年上。
20代後半くらいのイケメン俳優がキャスティングされるのでは?と予想していましたが、予想通りの結果となりました。
僕の中で永山絢斗さんは、失礼ながら「ブレイクしそうでしない俳優」というイメージがあるのですが、べっぴんさんを機にディーンフジオカさんばりのブレイクをしそうな気がします。
他にもネプチューンの名倉さんやももクロの百田さんなど、異色キャストにも注目ですね!
ベテラン実力派キャストたちとの化学反応に期待します!!
以上、べっぴんさんのキャスト紹介でした!
- べっぴんさんの実在モデル一覧表
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- べっぴんさんの原作と脚本家はこちら!
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- べっぴんさん撮影ロケ地&エキストラ募集情報
清君とすみれが結婚じゃないの?
べっぴんさん が終わってからも
またべつぴをしてほしいではす。